葬儀の準備はいつも慌しいもの。
葬儀の段取り、親族や知人への連絡。
ついに葬儀間近となり気付くのが、受付を誰に頼むかということです。

受付や会計をどの人に頼むべきなのか、特に決まりはありません。
しかし、喪主や故人に近い身内の方は挨拶や葬儀の進行など他にやるべきことがある為、故人の孫や叔父、叔母、甥や姪など直系ではない親族や知人に依頼するのが一般的です。
会計係は現金を取り扱うため遺族親族から1名～数名が担当される場合もあります。

受付・会計の仕事内容

【受付の仕事】

式の開始1時間ほど前から受付は開始いたします。
その際に、葬儀社のスタッフから参列者に芳名帳・会葬帳への記帳を促し、香典を受け取る流れについて説明があるかと思います。
会葬礼状や返礼品をその場で渡すケースもあれば、番号札を渡す場合もあります。
会計係がいる際は、香典は会計係に渡します。
いない場合は親族や葬儀社のスタッフと相談し、集計まで行うかなどを確認しましょう。
最後に芳名帳・会葬帳を遺族に渡します。

受付の方は遺族の代表として、
「この度お忙しい中、ご参列くださり、ありがとうございます。」
「こちらにご記帳をお願い致します。」など、丁寧な言葉使いでの挨拶を心がけましょう。

【会計の仕事】

式の開始1時間ほど前から受付は開始いたします。
会計係も受付が始まるタイミングで受付につきましょう。
葬儀社のスタッフから香典の確認や記録について説明があります。
受け取った香典の中から現金を出し、香典袋に書かれた金額と合致するかを確認します。
もし違った場合、速やかに本人に確認します。
香典袋に記載されている名前、住所、金額を会計帳に記録し、最後に集計します。
預かっている金額と集計した金額が合致するか確認をします。
最後は集計した現金、会計帳、香典袋を遺族に渡します。

受付・会計はいつお焼香するの？

会葬者が来ている際は上記の仕事をし、式が始まり参列者の焼香が終わりましたら、交代で焼香を行います。

喪主側：受付・会計をしてくださった方へのお礼

その時にお礼の挨拶をされる方もいらっしゃいますし、千円～数千円の寸志をお渡しする方もいらっしゃいます。葬儀後にお礼の品物を渡される方もいますので、間柄などを考慮し対応をしましょう。

まとめ

受付や会計係は現金を扱うため重要な役回りです。
喪主の方は何かと忙しくされていますので、大変かとは思いますが出来るだけ周りの方で、ご協力いただければスムーズかと思います。
困り事や不明な点がありましたら、お気軽に葬儀スタッフにお声掛け下さい。

不明点やお困りごとがある場合には、お気軽にメモリードへご相談くださいませ。