お悔やみの言葉 文例集

24712433_s.jpg

葬儀では言葉選びに気をつけましょう

深い悲しみの中にいる遺族の方々の前での失言は絶対に避けたいものです。
悪気はなくても、場合によっては遺族に対して失礼な言動になってしまったり、知らず知らず、相手を傷つけてしまったりすることもあります。

訃報を受けた際や葬儀の際にタブーである言葉を知っておきましょう。

訃報を受けた時の注意点と例文

遺族の方々から訃報を受けたら必ずお悔みの言葉を、丁寧に伝えるようにしてください。
「死因についての質問」「亡くなる時の様子」を聞いてはいけません。
また、遺族宅へ電話をかけてお悔みを伝えるようなことも避けるべきでしょう。
これは、深い悲しみの中で葬儀の準備に忙しい方々に対して配慮をするためです。

・お悔みの言葉を丁寧に伝える。

・死因などを質問してはいけない。

・通夜、葬式・告別式の日程。宗旨について。喪主についてのみ聞くのが良い。

・「生死」に関わる直接的な言葉を使わないようにしましょう。

・同じ言葉を繰り返し使う「重ね言葉」も使わないよう注意しましょう。

「再び」、「もう一度」などのような【次】をイメージさせてしまうような言葉も避けるようにしましょう。
重ね重ね
またまた
たびたび

などが重ね言葉にあたります。

例)
「この度は突然のことで」
「心からお悔やみ申し上げます」
「この度はご愁傷様でございます」

など。

葬儀での注意点と例文

葬儀の時も、訃報を受けた時と同じで、重ね言葉や、忌み言葉は慎みましょう。
また、遺族の方に死因について、しつこく聞くのも失礼です。
世間話や、大きな声で話すようなこともしてはいけません。

・忌み言葉は避けましょう。

忌み言葉の"忌み"とは、嫌って避けられることという意味です。
「生死」に関わる直接的な言葉は、失礼な行為になりますので使わないようにしましょう。

例)
「死亡」→「逝去」
「急死」→「突然の事」
「生存中」→「ご生前」

・次をイメージさせる重ね言葉も慎みましょう。

・死因についてしつこく聞かない。

・世間話や大きな声で話さない。

・お悔みを述べる時は小さな声で短めに。

葬儀でお悔みを述べる時は、小さな声で、
短い言葉を述べてお辞儀をしてください。
言葉に自信がない時は、黙礼で大丈夫です。

例)
「心からお悔やみ申し上げます」
「この度はご愁傷様でございます」

など。

キリスト教の葬儀での注意点と例文

キリスト教式でも、使ってはいけない言葉があります。
仏教であれば、問題のない「ご冥福をお祈りします」という言葉は、キリスト教ではタブーです。
他にも「供養する」「成仏する」といった言葉もつかえません。
キリスト教では、亡くなる事は、神様のところへ召されることで、祝福の意味があります。
なので、お悔やみの言葉を使ってはいけないのです。

例)
「安らかな眠りをお祈りいたします」

遺族の気持ちを思いやれるように、適切な言葉づかいを心がけましょう。

不明点や疑問点は、お気軽にメモリードへご相談くださいませ。

メモリード直営の葬儀施設一覧