年末年始に葬儀を行う際には
年末での葬儀は、葬儀場や火葬場が休みで行えないのではないか？どのようなスケジュールになるのか、ご不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
どんな点に注意すればいいのか、ご紹介します。
◆菩提寺への連絡は早めにする
葬儀の際は菩提寺の僧侶に読経をお願いすることになります。
年末年始はお寺も忙しくなる時期となります。
早めに連絡をしておくと良いでしょう。
◆現金の準備を忘れずに！
年末年始は金融機関もATMもお休みになってしまいます。
僧侶へのお布施や車代などは現金で支払うことになりますので、可能であれば事前にお金を引き出しておきましょう。
葬儀社に支払う葬儀代は、カード払いが可能なところが多いので事前に確認しておくと安心です。
◆役所への手続き
年末年始も、夜間・休日窓口で死亡届を受け付けていますので、問題ございません。
◆周りの方への報告はどうすればいい？
年末年始は新年を祝う期間であり、ご実家に帰られている方や旅行に行かれる方も多く、葬儀について周りに声をかけるのが憚られることもあるかもしれません。
年末年始の葬儀に参列してもらうのが申し訳ないと思ってしまう、来ていただくのは難しいといった場合には、まず近親者のみの「家族葬」で葬儀を行い、後日に「お別れ会」を行うという方法もございます。
不明点や不安点はお気軽にご相談くださいませ。
年末年始のご遺体の取り扱いについて
正月3が日は火葬場がお休みのところがほとんどです。
年末年始に亡くなられた場合には、日によっては火葬まで日数がかかってしまう場合がございます。その際には遺体安置所を利用したりエンバーミングを施す方法があります。
安置所は利用日数によって金額がかかりますので、ご注意ください。
エンバーミングは、ご遺体を長期保存させる事の出来る処置となります。
喪中ハガキが間に合わないときには
喪中ハガキが間に合わない場合は年明けに寒中見舞いを出します。
もしも喪中を知らない方から年賀状が届いたら、年賀状へのお礼も寒中見舞いのはがきで伝えます。
寒中見舞いは1月7日の松の内を過ぎた1月10日頃に相手に届くように出すのが良いとされております。
喪中の際に出す寒中見舞いは、新年のお祝いの言葉は避けるようにします。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
