お彼岸での供物
お彼岸でのお供え物は色々あります。
牡丹餅やおまんじゅう、最中などの和菓子や洋菓子がよく選ばれますが、
その他にも、どんなお供え物があるか、ご紹介いたします。
おすすめの供物
◆牡丹餅
お彼岸の定番のお供えといえば牡丹餅です。
諸説ありますが、小豆の赤が邪気を払うと言われていたことや、昔は貴重だった砂糖を使用したお菓子をお供えすることでご先祖様への感謝の意を表していると言われています。
◆彼岸だんご
彼岸団子をお供えする風習がある地域もあります。
彼岸入りに供える団子を「入り団子」、彼岸明けに供える団子を「明け団子」と呼ばびれ、地域によって形や積み方に違いが見られるそうです。
◆そうめん
そうめんも、お彼岸のお供え物の定番のひとつです。
そうめんは「あの世へ行く仏様の荷物をまとめるひもとして使われる」と言われているそうです。
日持ちがすることや精進料理であるという点でも、そうめんがお供え物に選ばれているようです。
◆ジュースや缶詰
お供え物を訪問先にお持ちになる際、相手に負担にならないよう日持ちするものを選ぶのが一般的です。
家族構成や年齢を問わず贈りやすいジュースや缶詰などは日持ちするため、お彼岸のお供え物の定番といえるでしょう。
故人が好きだったからとビールなどのお酒を選ぶこともありますが、基本的に仏教ではお酒を仏に供するのはNGだという事は、覚えておきましょう。
食べ物以外の供物
◆花
お彼岸の時期になると、生花店にお供え用のアレンジが多く並びます。
お彼岸でお供えする花の種類に、厳密な決まりはありませんので、季節の花や故人のイメージに合った花、故人が好きだった花などを是非選んで下さい。
◆線香やろうそく
線香やろうそくは、お仏壇やお墓参りで使えますし、消えものであるため、お供え物に重宝します。
線香とろうそくのギフトセットは多々あります。予算に合わせて選べるので使い勝手が良いかと思います。
◆故人や遺族が好きなもの
贈り物に決まりはありませんので、喜ばれる品を贈るのもひとつです。
故人が好きだったものや、家族がお好きなものも良いかと思います。
贈る相手の気持ちに寄り添って、お供え物を選べば気の利いたお供え物になります。
まとめ
お供物は食べ物が一般的ですが、食べ物以外にもお花やろうそくなども選ばれることが多いです。
故人の好きなものや思い出のものを贈るのもまた、話のタネとなりご供養となるでしょう。
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