もうすぐ訪れる梅雨の季節。葬儀の日が雨だったときの注意点は?

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雨の葬儀。マナーや注意点は?

ご葬儀の時に雨が降ることは珍しくありません。
悲しみの中の雨は「涙雨」と呼ばれ、皆様の悲しみの涙とともに降る雨として古くから用いられている言葉です。
雨の場合でも、会場まで歩いて向かわれる参列者の方もいらっしゃるでしょう。
そんな時、傘はどんなものを使用すれば良いのか、レインコートやレインブーツの着用は良いのか悩まれた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
雨のご葬儀でレインコートやレインブーツの着用はマナー違反にはならないのでしょうか。

注意点も含めてご紹介します。

◆レインコート、レインブーツの着用はOK

雨のご葬儀でのレインコートやレインブーツの着用はマナー違反ではありません。
ひどい雨風であっても、ほとんどの場合葬儀は執り行われます。

必要であれば、レインコートやレインブーツを履いて葬儀会場に伺いましょう。
びしょびしょに濡れたまま参列する方がマナー違反になりますし、周りの参列者や会場の方にも迷惑がかかります。
状況に応じて、うまく使用するようにしましょう。

◆華美なものはNG

レインコートやレインブーツ傘なども他のアクセサリーや鞄などと同じく、
金具がついていないもの、華美な色味なものは避けるのが無難でしょう。
絵柄の入ってるものもマナー違反になりますので、使用しないようにします。

◆傘の柄にも気をつけましょう

傘も同じく金具がついていないもの、華美な色味なものは避けるようにします。
黒や灰色などの色味が良いでしょう。
柄物の傘しか手持ちにない場合には、ビニール傘でも問題ありません。
折り畳みの傘は持ち運びがしやすいので、絵柄の入ってないシンプルなものをお持ちでしたらおすすめです。

注意点

レインコートは葬儀会場に着いたらすぐに脱ぎ、会場内や周りの方が濡れないようビニール袋等に入れましょう。
レインブーツで向かう場合には喪服用の靴を持参し、着いたら履き替えましょう。
やはり脱いだレインブーツはビニールの袋などに入れましょう。

また、濡れたものを拭くタオルを用意しておきましょう。

雨の日は何かと荷物が多くなってしまいます。
レインコートやレインブーツなどは脱いだら袋に入れ、受付に預けると良いかと思います。

まとめ

雨のご葬儀に参列する場合、レインコートやブーツを使用しても問題はありません。
会場に着いたらすぐに脱いで、受付に預けるようにすると荷物が邪魔になりませんし、他の方へのご迷惑にもならないでしょう。
基本的なマナーを守り、しっかりご遺族に弔意を伝えられるようにしましょう。