納骨日に雨が降ってしまったら

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納骨日に雨が降ったら?

1納骨の日に雨が降ってしまったら、延期した方が良いのか悩まれたことがある方も少なくないかもしれません。 雨が降ってしまったら延期した方がいいのか、どのように対応すればいいのでしょうか?
納骨を行うにあたり、いろんな関係者が動いています。

例えばお寺様。お寺に菩提寺があったり、お付き合いのあるお寺の住職に読経をお願いする場合には、住職もその日のスケジュールを調整してきてくださいます。他の法要や葬儀の予定もありますので、簡単に雨なので延期にしましょうというわけにもいきません。
これはお墓を開けてくださる石屋さんも同様です。家族・親族だけで納骨式を行なう場合でも、霊園や石屋さんが同行してくださるので、雨が降ってもなるべくそのスケジュールで行うようにします。
しかし、たとえば大型の台風が接近している場合や雷や竜巻注意報などが事前に警戒されている場合にはその限りではありません。いずれにせよ、台風の予報が出た時点で早めに各所に連絡すると良いでしょう。

傘はさしてもいい?長靴やレインコートは?

結論から申し上げまして、もちろん傘はさしていただいて問題ありません。あまりに横殴りの雨の場合にはレインコートの着用も可能です。
石屋さんにお願いすると大きなパラソルを用意してくださる場合もありますので、相談してみると良いかもしれません。
また、お坊さんが読経してくださる時には両手に道具を持ち、合掌を行うためにご自身で傘を傘をさす事ができませんので、参列者のどなたかがお坊さんに傘を差していただくのが望ましいです。
石屋さんが傘をさしてくださったり、住職用のパラソルが用意されている場合もありますので、その場に応じて対応しましょう。

また、長靴を着用することは、葬儀においても納骨においてもマナー違反にはなりません。
お墓や霊園は、下が土の場合も多く、ぬかるんで汚れたり足がとられたりすることもあります。革靴や喪服用のパンプスが汚れてしまうので、むしろ長靴で参列することをお勧めします。
滑って転んだりしないようお気をつけください。

納骨式の服装

四十九日までに納骨をする場合には、参列者も喪服が基本です。
四十九日より後に納骨を行う場合には、喪服を着ない場合が多く、平服で問題ありません。 地域によって違うこともありますので、家族や親族とよく話し合った上で決めるとよろしいかと思います。

一部の方がそれでも喪服でということであれば、喪服に合わせるのが良いですし、逆も然りです。
あの人は喪服、あの人は平服、ということはないようにしましょう。

まとめ

雨でも納骨式は行われる事がほとんどです。
強い雨の場合はレインコートや長靴を着用するようにし、大きな傘がない場合には住職にはどなたかが傘をさすようにしてください。
台風などの荒天の場合には事前に各所に相談し、決行できるのか延期できるのかなどを決めていくのが望ましいでしょう。