危篤・臨終
更新日 : 2018年02月05日
危篤とは、病状が非常に重く、いつお亡くなりになってもおかしくない状態のことを言います。意識を取り戻す場合もありますが、ほぼ回復の見込みが無い状態のことです。医師から危篤と告げられてから、何日も延命する場合もあります。最期まで付き添いたい場合は、病院に泊まり込みとなる場合もあるのでご準備を。また、最期を一緒に看取ってほしいと思う人に連絡する必要があります。
親戚・知人・会社などへの連絡
危篤を知らせる場合は電話で行います。今はメールやLINEなどのSNSも連絡手段となっていますが、できれば電話がよいでしょう。緊急なので早朝や深夜の連絡でも、相手に失礼にはなりません。要点だけを簡潔にお伝えください。
危篤を知らせなくてはならない一般的な優先順位は、以下の通りです。
- 家族
- 親族(三親等までが目安)
※以下、一親等から四親等までの図を参照ください。 - 親しい友人・親しい知人
- 勤務先、学校、隣近所など
四親等内の親族の図
伝える内容
一刻を争うので、内容は手短にまとめてお伝えしましょう。
- 危篤になられた人のお名前
- 現在いる場所(ご自宅や病院など)と、その住所
- 連絡者の氏名と電話番号(常時連絡が取れる番号)
例文
夜分遅い時間に申し訳ありません。
私は○○の長男の○○と申しますが、父の○○が危篤となりました。
現在○○病院に入院していまして、一目会っていただけないかと思いお電話をさせていただきました。
(会いに来ていただける事になれば→)ありがとうございます。
病院の詳しい住所は○○で○○病棟○階の○○号室におります。
面会時間は○時から○時までとなっています。
念のため、私の連絡先をお伝えしますので、何かあればご連絡ください。
090-○○○○-○○○○。
よろしくお願いいたします。
もしもの時、お急ぎの方はこちら