喪中の方へお歳暮を送るのはマナー違反?

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喪中の方へお歳暮を贈っても良いものか迷われることございませんか?
また、ご自身が喪中である場合にお歳暮を贈って良いのか悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

お歳暮またはお中元は、日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを伝える時候の挨拶となります。
相手が喪中の場合も贈ることができます。ご自身が喪中であっても問題ございません。その他、いくつかの注意点をご紹介いたします。

注意点

のしは無地または水引の無い短冊ののし紙を使いましょう。紅白の水引がついたのしはお祝い事用の為、使えません。
また、お悔み用に使用する白黒の結び切りののし紙も使えません。くれぐれも気をつけましょう。
故人様宛にお歳暮を贈る事もマナー違反です。
四十九日が過ぎるまでお歳暮を贈るのは控えましょう。忌明け後に、お歳暮の時期が過ぎているようであれば、松の内が明ける1月8日以降に「寒中御見舞」として贈りましょう。

故人宛にお歳暮を戴いた時は

故人宛にお歳暮を頂いた時は、亡くなった事を伝えるため、すぐに返礼品と共にお礼状を添えて、「去る○○月○○日 ○○歳にて永眠致しました。すぐにお知らせすべきところでしたが、ご連絡が遅れました事をお赦しください。」とお伝え下さい。
「生前中賜りましたご厚誼に心より御礼申し上げます。」「頂戴した品物は仏前に供えさせていただきました。」「故人も喜んでいることと思います。」など、感謝の気持ちを書き添えるのと良いでしょう。

お歳暮を贈る時期

関東では12月初め~12月31日までに送ります。
関西ではお正月の事始めである12月13日~12月31日までに送るのが一般的です。
その他、北海道や九州など地域では12月10日頃~20日頃となっています。
地域差がありますが、年末の忙しい時期より前12月20日頃までに届くとが相手の方への失礼が無いでしょう。