少人数での葬儀の受付はどうする?

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少人数での葬儀では受付を立てる?

葬儀の規模は年々、小さくなっています。
家族葬や密葬など、少人数で行われる葬儀が主流となってきている今、受付を設置するか悩まれることもあるのではないでしょうか。
受付では、参列者からお香典を預かり、芳名帳への記帳をお願いします。
受付が終わったらお香典をまとめて数えた後、会計係にお渡しするという役割があります。

受付を設置しなくても大丈夫な例と、注意点をご紹介いたします。

受付を設置する場合、しない場合

【受付の仕事内容】
式の開始1時間ほど前から受付は開始いたします。
その際に、葬儀社のスタッフから参列者に芳名帳・会葬帳への記帳を促し、香典を受け取る流れについて説明があるかと思います。
会葬礼状や返礼品をその場で渡すケースもあれば、番号札を渡す場合もあります。
会計係がいる際は、香典は会計係に渡します。
いない場合は親族や葬儀社のスタッフと相談し、集計まで行うかなどを確認しましょう。
最後に芳名帳・会葬帳を遺族に渡します。

受付を設置しなくても大丈夫な場合

・参列者がみな親しい親族や知人のみの場合
・喪主ご自身、または家族内で参列者のリストを作成出来る場合

受付を設置しなくても大丈夫ですが、しない場合には、気をつけなければいけない注意点がありますのでご紹介します。

・誰が参列したのかを記録する芳名帳、または芳名帳の代わりになるリストは作成しておく必要があります。
この参列者の記録は、香典返しや四十九日、一周忌などの法事をされる際に、だれを招待するか等の管理をするために必要となりますので、出来るだけ作成しましょう。

・参列者が持参した香典の管理を誰がするのかを明確に決めておきましょう。紛失などの問題につながりますので、充分気をつけましょう。

・頂いた香典を会計帳の代わりになるよう記録を付けておきましょう。

受付を設置した方がいい場合

・あまり面識のない親族・知人が参列される場合
・喪主ご自身でリストを作成するのが難しいと思われる場合

面識がない方が来られる場合は、住所や氏名を芳名帳に記入していただいた方が良いでしょう。

また、受付を設置しない場合には、喪主として葬儀を取り仕切りながらご自身でリストを作成することになります。喪主は思っている以上に忙しくバタバタしていたり、精神的な疲労がある場合もあります。

喪主をしながら受付も行うのは困難だと思われる場合は、どなたかに受付をお願いし、設置されるのが良いかと思います。