落雁は葬儀や法事でよく供えられるお菓子です。なぜお盆や葬儀に落雁をお供えするのでしょうか?
お葬式の知識
更新日 : 2023年8月9日
落雁とは
落雁は、「干菓子」というタイプのお菓子で、仏式の葬儀やお盆などの法要、お仏壇のお供物としてよく利用されています。蓮の花や菊の形、果物の形をしていることが多いです。なぜ花や果物の形をしているかというと、
というのが理由だといわれています。
落雁以外に供えるもの
法事やお盆の際に、落雁などのお菓子以外に供えるものには
などがあります。
お供物として持参する場合、果物を選ぶことが多いかと思いますが、お盆時期の暑い季節には常温で置いたままでも痛みにくいものを選びます。りんごやグレープフルーツなどすぐに腐らないものが良いでしょう。ぶどうやバナナや桃など、熟すスピードが早いものはなるべく避けるのが無難です。
食べ物ではなくお金をお供えする場合には、お供物を選ぶならこれくらいという金額と同額くらいを包むのが良いでしょう。不祝儀袋の表書きには「御仏前」もしくは宗教宗派に関係なく使用できる、「御供物料」と記入します。
お供え後はどうすればいいの?
お盆や葬儀・法要が終わった後は、来ていただいた方や親族に分けて持ち帰っていただくこともあります。ご自身で召し上がる際には、落雁はそのまま食べて頂いても構いません。ですが、お供えした後の落雁は硬くなってしまい苦手という方も多いようですね。そんな時には、
とリメイクして召し上がる方法もありますので、参考にしてみてください。お供物を捨てるのはなんだか気がひけるという場合には、ぜひ捨てずにリメイクしてみてはいかがでしょうか。
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