終活の進め方や始めるタイミング

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終活を始めるタイミング

終活という言葉を耳にする機会が多くなってきている昨今。
終活というと、縁起でもないと思われる方も多いでしょう。
ですが衣替えをするように、気軽な気持ちやタイミングで行っておくととても安心ですしメリットも大きいのです。

終活をするのは老後になってから、定年してからゆっくりと始められる方も多いですが、終活を始めるタイミングはいつでもどんな時でも構いません。

衣替えついでに服を断捨離したり、パソコンを買い換える時にデータをまとめたり処分したり、写真をアルバムにまとめたり。終活はそんな小さな所からのスタートでOKです。初めのものを基盤にしてどんどん精査していくのが良いでしょう。

した方がいいのかな?と思ったタイミングで、一度自身の身辺を気にかけてみるとスムーズに始められるのではないでしょうか。
歳をとってから始めようと思うと、うまく体が動かなかったり、物が多すぎたり、処分に困るということもあるかもしれません。

判断するというのも、意外に体力を使うことです。少しずつ、大掃除の延長のような心持ちで、まずは服やいらないものの処分からスタートするのはいかがでしょうか?

大切なもの、資産は一箇所にまとめて家族にわかるように

銀行の口座や、携帯のパスワードがわからないと、家族ではお金を引き出したりパスワードを解除することができません。銀行の口座や、携帯のパスワードがわからないと、家族ではお金を引き出したりパスワードを解除することができません。特に近年問題になっているのが〇〇Payなどの残高で、こちらも基本的には家族が引き出したり使用するとこができなくなってしまいます。

資産を無駄にしないためにも、それらに関連する通帳や印鑑、携帯のパスワードはわかりやすく明記して、すぐ見つけられる場所へ置いておかなければなりません。

・預金通帳
・銀行印
・実印
・不動産関係の書類や土地の権利書
・投資関係の書類
・インターネットバンキングなど重要サイトのアカウントメモ

これらはとても大切なものですので、引き出しや金庫など一箇所にまとめて(金庫の場合には解除する番号も忘れず明記し)エンディングノートなどに書き記しておきましょう。また、パソコンに大切な情報を残している方も多いでしょう。家族に見てもらいたいものがある場合にはパスワードを解除しておくか、ID・パスワードもどこかに書き記しておくことが大切です。


万が一の時にご家族が探す手間を省けるよう、わかりやすくしておきましょう。


終活をどう進めればいいのかわからない場合


どこから手をつければいいのかわからなくて先延ばしにしている方もいらっしゃるかもしれません。どこから手をつければいいのかわからなくて先延ばしにしている方もいらっしゃるかもしれません。終活を始めるに当たって、相談したり話ができる場所をいくつかご紹介します。


◆終活セミナー
葬儀社や商業施設などで開催されている終活セミナーに参加すると、終活の初め方や他の方とのディスカッションなどで色々な方の考えを聞くこともできます。ご自身の話をするのが苦手だったり、一人でご不安な方は、講師の方がお話しされるタイプのセミナーから参加するのはいかがでしょうか。
予約が必要なこともありますので、ご確認の上お申し込みください。

◆終活相談窓口や葬儀社の相談センター
わからない時にはプロに相談するのも良いでしょう。相談窓口や相談センターは誰でも気軽に利用することができます。マンツーマンなので敷居が高いかも...と思われるかもしれませんが、一つずつ疑問や不安を解消できるのでおすすめです。
遺品整理のことや遺言の書き方など詳しく知りたい場合には、専門家を紹介してもらえる場合もありますが、こちらは有料になる場合もありますので確認するようにしましょう。

まとめ


終活を始めよう!と気負わず、まずは気楽に断捨離や整理から始めていただくと良いでしょう。一人ではどのように進めようかと悩まれる場合には、終活セミナーや相談センターを利用していただくのも一つです。

メモリードにも相談センターがございますので、最寄りのお店でお気軽にご相談くださいませ。